次世代を背負う人づくりのために・・・

世界中で急速に「地球温暖化」に対する危機意識が高まっています。今までは
「温室効果ガスの不均衡がそう差し迫った問題ではない」と、タカをくくって
いた先進国も、ここ数年間にわたってもたらされている「自然災害」「異常
気象」に、もはやスルーすることが出来なくなってきているのです。

今まで散々搾取し、荒れ放題にしてきた「天然資源」や「自然環境」について
も、その在り方や利用法を見直さざる負えない時期に来てしまっているのでし
ょう。

豊かではありますが人工的で機能的な世界で成長してきた青少年に対しては、
自然の中で共存しそれを後世につなげていく心を育てるような教育を用意し
なければならないと思うのです。

地球規模の生態系崩壊の危機に、国連は2011年を「国際森林年」と定めました。
そしてこの動きは、日本でも同じように、各地で課題解決のためのいろいろな
方策が試されているところです。

岡山県高梁市では、いち早く市民ボランティアが、里山を守り且つその自然環
境を次世代につなげていこうという活動をはじめました。2006年には特定非営
利活動法人として組織化され、2011年「特定非営利活動法人フォレスト フォ
ー ピープル岡山」という名に改名して活動を展開しています。

温室効果ガスの不均衡は、二酸化炭素の過剰が原因であると言われています。
その一番大きな原因は、光合成のもとになる森林資源の荒廃でしょうか?

かつての美しい森林に戻すことで、正常な生態系に戻せる事になるでしょう。
さらにそれは地球環境の正常化に繋がるとも考えられます。

美しい森に戻すための森林作業は、生まれてこの方自然とは無縁だった「現代
っ子」の正常な育成にも寄与すると思うのです。頭の中だけで考えるだけでなく、
自分自身を自然の中に置いて、五感で感じながら学習することの効果は大きいと
思います。

森林保護の作業の中で学習する事柄は、机上の学習よりも身が入るし内容も濃
いと思います。また大人から子供たちへ、自然保護の考えや方法を伝承するこ
とも容易にできる事でしょう。

「特定非営利活動法人 フォレスト フォー ピープル岡山」では、産学官民
連携のもと、「健全な人づくり」「里山文化の継承」「自然環境保全」を推進し、
未来に向けて森林活動が持続する社会や人づくりを実践しているのです。